珠海航空博覧会 個人用飛行機の契約額は100億ドル以上か
2012年珠海国際航空宇宙博覧会には39の国・地区から650社近くのメーカーが参加し、展示される実物は100機以上に達している。今回の博覧会での契約金額は総額100億ドルを突破する見通しだ。
汎用機の成長スピードが大きく、統計によると2011年までの中国の汎用機はわずか1154機だったが、北京航空航天(宇宙)大学は今後10年で1万機以上に拡大すると予測している。低空空域の開放後、川上・川下の産業で1兆元以上の市場が生まれると見られる。
個人用飛行機の分野では、低空航空管制の制限により、現段階では個人機を所有していても一部の試行地区での短距離フライトしかできず、審査許可も複雑だ。
この他にも、国内の汎用空港の数の少なさも制約要素の一つだ。データによると、米国には現在約5千カ所の汎用空港があり、民間の定期航路向け空港は600カ所ある。中国の民間の定期航路向け空港はわずか160カ所、汎用空港は70カ所余りに留まる。操縦士などの不足も深刻な制約の要素だ。(編集YH)
「人民網日本語版」2012年11月15日