ミシェル・オバマ米大統領夫人は23日、母親と2人の娘を連れて、人類の平和に託された世界の奇跡、慕田峪の万里の長城に期待に胸を膨らませて登った。米大統領夫人として訪中し、初めて単独で長城観光を行ったと知ったミシェル夫人は、顔を赤らめて微笑んだ。
初のアフリカ系米国人の大統領夫人として、夫人はすでに多くの国を訪問している。訪中は初めてで、また慕田峪に登り美しき万里の長城を堪能したのは「人生で初めて」となった。足を止め「長城は偉大だ。慕田峪は本当に美しい」との感嘆の声は、観光中に幾度も聞かれた。
とりわけ「長城に至らざれば好漢にあらず」と記された登城証書を目にすると、夫人は興奮の面持ちで、ペンを手に「私と私の家族全員は、今回の長城の旅をとてもなごり惜しむでしょう。この奇観を見学でき、いっそう光栄に思います」と嬉しさを書き留め、謝意を示した。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年3月25日