仏リヨンで開催されているロボットの展示会「Innorobo 2014」で19日、絵を描くロボットに人々が集まった。「Innorobo 2014」はハイテク企業、R&D機関による最新の科学技術の展示をテーマに毎年開かれており、今年も例年とおなじく、サービス・ロボットが主流となった。
展示された多くのロボットのなかで最も注目されたのは、上海万博でも披露されたヒューマノイド・ロボット「NAO」最新型。人混みのなかを自在に歩き、ヒトの言葉を理解、ヒトの顔も識別可能だ。開発した地元フランス「Aldebaran Robotics」社のエンジニアは、「NAOは歩くのが得意。歩きながら自分でナビゲーションもできる。両脚に装着してあるレーザースキャナーは周辺環境を知らせ、地図を描き、置かれた環境から判断し、コマンドで指定地点に到達でき、人や障害物も回避できる」と語っている。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年3月21日