子どもの未来照らして 大槌「ひょうたん島」に灯台復活
NHK人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルとされる蓬莱島に新しい灯台が完成し点灯した |
島の大統領「ドン・ガバチョ」の人形もお祝いに駆けつけた
【東野真和】NHK人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルともされる岩手県大槌町の蓬莱島で13日、東日本大震災の津波で壊れた灯台が1年9カ月ぶりに復活し、点灯された。
灯台は高さ11.5メートル。建て替え前より4メートル高い。釜石海上保安部がデザインを公募、地元の岩間みな子さん(60)のロウソクを模した作品が選ばれた。岩間さんは「犠牲者に祈りを捧げ、復興のシンボルに」との気持ちを込めたという。
新おおつち漁協の下村義則組合長は「これで安心して航行できる。子どもの将来も照らしてほしい」。
asahi.com 2012年12月14日
Copyright 2012 Asahi Shimbun 記事の無断転用を禁じます。