インド版飛雄馬、初登板へ アニメ内で日系企業もPR
【ニューデリー=五十嵐誠】野球マンガ「巨人の星」のアニメーションをインドで人気のスポーツ、クリケットでリメークした「スーラジ ザ・ライジングスター」が完成し、23日にインドの民放チャンネル「カラーズ」で放映が開始されることになった。
4日に首都ニューデリーであった完成披露パーティーで、アニメの予告編が上映された。星飛雄馬に当たる主人公スーラジがクリケットのスター選手になる物語で、インド版「大リーグボール養成ギプス」で練習を積み、厳格な父親は怒るとテーブルをひっくり返すなど設定は原作とほぼ同じ。ライバルの花形満に相当する企業家の御曹司は、ヴィクラムの名で登場する。
出版元の講談社と、「巨人の星」のアニメを制作したトムス・エンタテインメント、インドのアニメ制作会社が合同で制作。放映は毎週日曜午前10時から30分で、26話を予定している。
asahi.com 2012年12月6日
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