湖北省恩施土家族苗族自治州宣恩県珠山粮油購銷公司の1号食糧倉庫は1951年秋に建てられた。880トンを収納可能なこの輿に似た形の倉庫はすでに「60歳」だが今でも使われ、現地の土家族の伝統的な建築方法で建設された、寿命が最も長い土家の食糧倉庫である。新華社が伝えた。
同食糧倉庫は長方形で、上部は数百本の柱が交差して「輿の上部」を形成しており、また布で覆われて空気が通るようになっている。底部は高さ約60センチの数百本の石柱で持ち上げられ、空中に浮かぶような構造になっており、ネズミや湿気を防いでいる。
この食糧倉庫は現地政府により文化財保護機関に指定され、また「昔の姿のまま復元する」という原則に基づいて改修されており、完了後は一般公開され、土家の食糧貯蔵の歴史を紹介する。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年3月14日