14日は元宵節にあたる。会期10日の2014年台湾灯会が今夜7時、台湾地区の南投県中興新村で始まる。13日夜にはリハーサルが順調に行われ、メインの灯篭の点灯試験は成功し、会場は祝日ムードに包まれた。人民網が伝えた。
今年25回目となる台湾灯会は初めて南投で開催される。今年の灯会のメインの灯篭は「竜駒騰躍」という名前で、史上最高の高さ23メートルという大きさで、古代の名馬「焉耆馬」を元にデザインされた。
今年の元宵節はちょうど西洋のバレンタインにあたるため、主催者側はロマンチックな「愛你一世」(中国語で「2014」と同じ発音になる)バレンタイン灯篭エリアを設置した。台湾地区「観光局」の劉喜臨副局長は取材に答えて、同エリアは例年とは異なる今年の灯会のポイントだと語った。
南投は台湾中部に位置する台湾地区で唯一、海に接していない県だ。有名な日月潭や台湾地区最高峰の玉山も同県にある。日月潭は会場の中興新村から約30キロの位置にあり、中国大陸部から多くの観光客は観光を計画する時に、2カ所を合わせて取り入れる。
2013年の台湾灯会は昨年の元宵節、新竹県新竹高速鉄道特定区で行われ、台湾海峡両岸観光旅行協会のデータによると、同年はのべ1200万人が見学に訪れ、100億新台湾ドル(約335億円)以上のビジネスチャンスを生み出した。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年2月14日