雲南省の生息地に戻るサイ
雲南野生動物園では元の生息地のプーアルに戻る予定のサイが26日、輸送用の籠に慣れるための訓練を行った。
雲南プーアル太陽河(元の菜陽河)流域は元々サイが広く分布していた地域だった。しかし1933年に最後の2頭のサイが捕獲されて殺されて以来、現地では80年間サイの姿は見られなかった。2010年7月25日、南アフリカから雲南省へ7頭のサイが運ばれ、雲南野生動物園で2年以上にわたる適応期間を過ごした。これらのサイは今月30日に元々のサイの生息地域であるプーアルへ運ばれ、プーアル太陽河国家森林公園で生活し、現地のサイの群れを再建するという歴史的に重要な任務を担う。「中国新聞網」が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年3月27日