福建省ホ田市 約2億7千万元で博物館を建設
ホ田市博物館新館の主体構造が来年元旦ごろに完成する。同新館は約2億7千万元を投じた省重点プロジェクトで2014年の開業を目指している。
綬溪公園の工事現場では200人以上の作業員が忙しげに立ち働き、主体構造の建設を進めていた。現場の担当者によると、同新館は昨年11月に工事を開始し、同済大学建築設計院が設計を担当。完成後の館の外観は「如意」のような形で、綬溪池の側にある。同館は主館と副館からなり、すでに主館の3層構造、副館の4層構造が完成している。主館と副館の主な工事は元旦ごろに完了する見とおしだ。
新館の敷地面積は23.5ムー(1ムーは約6.67アール)、建築面積は2万6千平方メートル。主体建設は4階建ての主館と4階建ての副館からなり、主館と副館は鋼鉄構造の渡り廊下で結ばれる。内部には「ホ田歴史文化陳列」、「媽祖文化陳列」など展示ホール10カ所と臨時展示ホール3カ所がある。
ホ田市博物館によると、省文化庁がこのほど発表した省級二、三級博物館リストにおいて、ホ田市博物館は省二級博物館に昇格し、仙遊県博物館は省三級博物館に分類された。
省級博物館の等級評価は管理全般、インフラ施設、収蔵品の保護・管理と科学研究、陳列・展示と公共文化サービスという5項目に基づいて行われ、上から順に1級、2級、3級と分類され、省文物局が専門家を組織して評価を行う。規定に基づき、博物館は3年ごとに評価を受ける。「海峡都市報」が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2012年12月6日