ボアオ・アジアフォーラム秘書長の周文重氏は3月26日に開かれた記者会見で、2014年度年次総会の準備状況を発表した。「アジアの新未来、成長の新たな原動力の模索・ 開放」をテーマとする2014年度年次総会は、4月8日から11日にかけて海南省博鰲(ボアオ)で開催される。国際商報が伝えた。
2013年度年次総会に食糧安全、米亜関係など経済以外の議題が盛り込まれたことに続き、2014年度年次総会は安全に関する議題を追加し、南中国海、ネットワークセキュリティ、中米関係などをさまざまな形式により議論する。
2014年年次総会は欧州・米国・ロシア・オーストラリアの国別会議を開き、各国政府の指導者、重要な経営者、エコノミストをゲストに招き、出席者と対話を進める。また企業のCEOのために、中国の指導者、中国国家発展改革委員会主任、中国財政部(省)部長、中国商務部(省)部長、省長・市長との非公開の話し合いの場を設ける。また経営者の間で、グローバル企業CEOのブレインストーミング、アジア太平洋地域総裁のラウンドテーブル、民間企業のラウンドテーブル、ビジネスリーダーの1対1の対話などを催す。
アジアの青年の、同フォーラムおよびその使命に対する認識を高めるため、同フォーラムの事務局は青年オブザーバーのプログラムを組み、28の発起国の中からアジアの協力と一体化に力を尽くす政治・商業・学術・メディア界の青年を選び、年次総会の全過程に招待する。
今年の年次総会は、李克強総理および10数カ国の国家元首・政府首脳に対して、4月10日午前に開かれる開幕式に出席し、テーマに関するスピーチを行うよう招待状を出している。また一部の指導者を、4月10日午後の3つのサブフォーラムに招待している。
このほか、国際機関の40数人の責任者、長官クラスの高官が出席し、さまざまな形式の議論に加わる。さらに40数人の長官クラスの高官が、各国の指導者と共に年次総会に出席する。政府の代表者の他に、100社以上の有名企業の役員、高名なエコノミスト、科学技術界のリーダーが出席を予定している。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年3月28日