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31省区市の上半期CPI上昇率 20カ所が平均超

 国家統計局がまとめたデータによると、今年上半期に全国の消費者物価指数(CPI)は前年同期比2.4%上昇し、上昇率は前年同期を0.9%下回った。上昇率は2月に春節(旧正月、今年は2月10日)の影響で3%を上回ったが、ほかの月は基本的に3%を下回り、穏やかな上昇傾向を示した。中国経済網が伝えた。

 同データによると、全国31省・自治区・直轄市のうち、CPI上昇率が全国平均を上回ったところは20カ所だった。

 ▽平均以上は20カ所 8割が「3%時代」に

 CPIが全国平均を上回った20省区市を上昇率が高い方から低い方へと並べると、青海省、新疆維吾爾(ウイグル)自治区、寧夏回族自治区、北京市、河北省、内蒙古(モンゴル)自治区、甘粛省、山西省、遼寧省、吉林省、雲南省、西蔵(チベット)自治区、陝西省、湖北省、天津市、河南省、四川省、黒竜江省、重慶市、貴州省。このうち「3%時代」に突入したところが6カ所あったが、約80%が3%以内に収まり、物価水準は全体として穏やかだったといえる。

 ▽青海省が4.9%でトップ 西部がトップ3占める

 31省区市のCPI上昇率をみると、1位の青海省は4.9%、2位の新疆自治区は4.3%、3位の寧夏自治区は3.6%で、青海と新疆は第1四半期(1-3月)に続いて物価が高水準で推移し、1位と2位にとどまった。1-3月に3位だった北京市は4位に後退し、寧夏がこれに代わった。トップ3はいずれも西部エリアにあり、西部の物価の上昇ぶりが際だつ。一方、南方の浙江省、湖南省、広西チワン族自治区は対照的に「1%時代」に入り、落ち着いた物価情勢をみせた。中でも広西は1.6%と全国で最も上昇率が低かった。(編集KS)

 「人民網日本語版」2013年7月18日

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