天猫、海外直接購入の事業展開を検討か
【中日対訳】 中国B2C大手「天猫」(Tmall)の、海外商品を専門に扱う「天猫国際」のページ(工事中)がこのほど公開され、同社が海外市場開拓に取り組んでいることが明らかになった。業界内では、天猫の海外直接購入事業は、C2C大手「タオバオ」(いずれもアリババが運営)の海外代理購入と一部重複するため、衝突が生じるのではないかと指摘されている。天猫は昨日、確かに海外直接購入を検討していると回答したが、現時点でそれ以上の情報は明かされていない。新京報が伝えた。
同サイトでは現在、具体的な企業名と商品をアップデートしていない。ページ下の利用規約では、「天猫国際の出店者は、天猫国際で商品を購入する買い手に、海外直接購入の商品を提供する」、「全ての商品は、海外で生産もしくは販売されているもの」、「全ての出店者は外国企業」などとされていた。
タオバオはすでに「海外代理購入」事業を展開しており、タオバオの出店者が消費者の代わりに海外の商品を購入している。業界内では、天猫国際と海外代理購入事業は重複しており、市場シェア争奪の「兄弟げんか」が生じる可能性があると懸念されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年7月11日