聯想控股、純利益が3割増

　レノボ・グループの親会社である聯想控股有限公司は先週末、中国債券情報網を通じて2012年の年次報告書を発表した。年次報告書によると、同社は2012年に2266億元の営業収入を実現し、2011年の1891億元から19.8％増となった。また親会社株主に帰属する純利益は17億3000万元に達し、2011年の13億3000万元から3割増となった。京華時報が伝えた。

　この年次報告書は4月末に公開される予定であったが、監査作業の遅れにより延期された。年次報告書によると、同社は昨年IT、白酒、化学工業、鉱業、農業などのM&Aを実施した（孔府家酒業、沃林藍莓など）。これらのM&Aにより、同社の年間営業収入が初めて2000億元を突破した。以前発表されたデータによると、同社の2008年の親会社株主に帰属する純利益は4億8000万元、2009年は12億1000万元、2010年は35億9000万元、2011年は13億3000万元で、比較的高い増加率を維持している。

　同社最大の株主は柳伝志董事長（会長）で、3.4％の株式を保有している。柳董事長は、「当社は2016年までに全面的な上場を実現する」と表明した。（編集YF）

　「人民網日本語版」2013年7月1日