中国のクリーンエネルギー投資は米国の1.8倍
オーストラリア独立機構気候委員会は29日に発表した研究報告で「中国の新政府は気候変動対策の力強い約束を重ねて表明し、気候変動対策への世界の自信を高めた」と指摘した。
同委員会はオーストラリア政府、オーストラリア連邦科学・工業研究機関、メルボルン大学が共同出資。研究報告「鍵を握る10年:世界の気候変動対策」は中国と米国での進展に焦点を当て、世界の気候変動対策の状況について論じている。
報告は「エネルギー資源大国である中米両国は最近、気候変動対策の約束を重ねて表明し、協力強化の計画を発表した。中国は世界最大の再生可能エネルギーを擁する」と指摘。「中国は過去数年間に気候変動対策の努力を強化した。2012年にクリーンエネルギーの発展への中国の投資額は651億ドルで、G20全体の30%を占め、米国の356億ドルを大きく上回った。2012年に中国の太陽光発電の発電能力と風力発電の設備能力は2005年のほぼ50倍に達した。気候変動対策における中国の壮大な志と約束は敬服に値する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年4月30日