「90後」の求職者、高給よりも幸福感を重視 (2)
上述の調査では、大学生の考える最優秀雇用主について特別研究を行った。データによると、次世代の求職者たちの就職意識が変わったことがわかる。「90後」の求職者が選ぶ最優秀雇用主の基準として上位に入ったのは、「福利厚生が完備されている」、「発展の見通しが良好」、「調和の取れた人間関係」、「公平公正な雇用原則」、「能力を向上できるチャンス」だった。80年代生まれや70年代生まれと比較すると、「90後」は仕事をする上で高い給与ばかりを望んでいるわけではない。自分が重視する幸福感、バランス感を求め、「内在的な価値」を実現するためには、彼らはすぐに仕事を変えることも厭わない。
調査によると、「90後」の大卒生のうち、外資系企業への就職を望む人の割合は、昨年の24%から22%へとやや減少したが、変化は小さかった。大学院への進学を計画している人は、昨年の19.5%から10.5%へと、大幅に減少した。国有企業への就職を望む人は昨年の23.6%から36.9%へと、大幅に増加した。創業を考える人は昨年の4.8%から3.2%に減少した。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年1月6日