中米二国間貿易額が約5千億ドルに 過去最高
商務部(商務省)のサイトが25日に伝えたところによると、2012年には中国と米国の経済貿易関係が持続的・安定的に発展した。二国間貿易額は5千億ドルに迫り、過去最高を更新する見込みだ。米国は中国にとって最大の輸出市場となっている。中国新聞網が伝えた。
中国の税関がまとめた統計によると、今年1-11月の中米貿易額は4386億ドルで、前年同期比8.2%増加した。うち中国の米国からの輸入額は1192億ドルで同8.1%増加し、中国の米国への輸出額は3194億ドルで同8.2%増加した。輸出額から輸入額を引いた貿易収支は2003億ドルの黒字で、同8.3%増加した。
米国の税関がまとめた統計によると、今年1-10月の中米貿易額は4409億ドルで同6.5%増加した。うち米国の中国からの輸入額は3513億ドルで同6.5%増加し、米国の中国への輸出額は896億ドルで同6.4%増加した。輸出額から輸入額を引いた貿易収支は2617億ドルの赤字で、同6.6%増加した。
米国は引き続き中国に最も多く外資を投入している国だ。今年1-11月に中国で新たに設立された米国資本の企業は1180社で同8.9%減少し、実行ベース外資導入額は24億ドルで同11.6%増加した。今年11月末までに、米国から中国に投入された外資(実行ベース)は700億ドルに達した。また中国の対米投資も継続的に増えており、1-11月の金融分野を除く直接投資は11億ドルに達した。今年11月末現在、中国企業の米国への投資(金融分野を除く)は累計86億ドルに達しており、投資の範囲が広く、さまざまな分野にわたっていることがその特徴だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年12月26日