中国石化 仏石油大手の西アフリカ権益を一部買収
中国石油化工集団公司(シノペック)はこのほど、全額出資子会社の国際石油勘探開発公司を通じて、フランスの民間総合石油エネルギー企業のトタルとの間で、西アフリカ海域のナイジェリア三角州盆地に位置する油田区・OML138区の権益の買収契約を締結した。これによりシノペックはトタルが所有する同区の権益の20%を買収することになった。買収対象となる資産の価格は24億6千万ドルで、中仏両国政府の承認が下りれば買収作業は完了する。同区は面積が960平方キロメートル。トタルは油田開発の作業者として油田資産の権益の20%をもち、約1億バレルの採掘が可能となっている。主力の油田は2012年2月下旬に生産を開始しており、同権益での一日当たりの産油量は現在2万4千バレルに上る。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年11月26日
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