上海ディズニーリゾートの運営会社は19日午前、「テーマパークに設けられる六大エリアのひとつに、カリブの海賊をテーマとする『宝蔵湾』という名前のエリアが誕生する。同エリアでは、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のストーリーが再現され、登場人物が姿を現す。カリブの海賊をテーマとしたエリアが建設されるのは、世界中のディズニーランドでも初めてで、同エリアの見どころとなる『カリブの海賊・沈没した宝物争奪戦』のアトラクションが本日、竣工した」と発表した。新民晩報が伝えた。
「カリブの海賊・沈没した宝物争奪戦」は、ディズニーのクラシックのストーリーとハイレベルな科学技術を融合させ、斬新かつユニークな各種特殊技術を採用して建造され、映画に登場する人物やシーンがふんだんに登場する。来場者は、「ジャック・スパロウ船長」の部下となり、幽霊船のデイヴィ・ジョーンズ船長と闘い、失われた宝物を求めて長い冒険の旅に出る、という設定だ。
ディズニーランド・リゾートアジア区のビル・アーネスト(安明智)総裁兼CEOは、「映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの精髄は、ディズニーにある。『カリブの海賊・沈没した宝物争奪戦』は、上海ディズニーランドにとって唯一無二のアトラクションとなるだろう」とコメントした。
上海ディズニーリゾートプロジェクトの中国側提携パートナーである上海申迪集団の範希平・董事長は、「ディズニーのファンタジー・プロジェクト・チームは、上海ディズニーランドプロジェクトに、最先端の科学技術や施工技術を常に導入している。また、中国側の人材と協力し、最も時流に乗ったハイテク型ディズニーランドの建設を進めている」と話した。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年3月20日