2014年2月27日  
 

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河北省:2018年に大学入試試験の改革実施

 2014年02月27日16:32
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 26日に開催された河北省教育工作会議で、同省の全国統一大学入試試験(通称「高考」)の改革方案が2015年秋入学の生徒から適応されることが明らかになった。今年の上半期から改革方案の内容を検討し、年末までに決定。18年には、新方案が全面的に実施されることになるという。河北新聞網が報じた。

 同省は教育部(省)が今年発表する予定の「全体方案」と5種類の「実施意見」をベースに、高考、普通高中学業水平考試(通称「小高考」)、総合素質評価、高等職業教育入学考試などの試験の改革を実施する。主な内容包は▽科目を語文(国語)、数学、外国語の3科目に統一する▽外国語の試験を複数回実施する▽高等職業学校は科ごとの試験を実施する▽普通校は高考と小高考の成績を総合的に評価して合格者を決める---など。

 教育部の高考改革と歩調を合わせるため、同省は小高考と総合素質評価の健全な制度を制定する計画だ。小高考は、主に学生の高校通学時の学業成果を評価するためのもので、「合格」であるかや「ランク付け」などの方法で試験の成績を出す。学生は自分が興味を持つ分野や得意分野、入試を受ける予定の学校の要求などに基づいて、一部の科目を選択して試験を受ける。また、同じ科目の試験を2度受け、高いほうの成績を選択することができる制度も採用する。そうすることで、学生が自分の好みや得意分野に合った科を選択でき、個性や潜在能力を伸ばすことができるほか、学生の不必要な負担を軽減することもできる。

 同改革を進めると同時に、同省はさらに、義務教育である小学校と中学校の学区制の試行も検討している。また、中学生の総合素質評価方法を整備し、高校入試の制度改革を進めるための意見をまとめたい考えだ。(編集KN)

 「人民網日本語版」2014年2月27日

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