湖北省武漢市の交通警察は17日、チャットアプリ「微信(ウィーチャット)」を使って物損事故を通報するプラットホームを開設した。同サービスを利用すれば、死傷者のいない事故が発生した場合、警察が到着するまで待たずとも、「微信」を使って現場の画像を送信することができ、渋滞を招くこともない。長江日報が報じた。
微信を使った通報プラットホームを開設した都市は、広東省広州市と厦門(アモイ)に続いて3都市目だ。
5分で通報完了
16日、筆者が同サービスを体験してみると、微信上で同市の交通警察の公式アカウントをフォローして、約5分で通報が完了した。
まず、同アカウントを開いて「交通路况(道路状況)」と書かれたメニューをクリックし、その後、「快速理賠(損害賠償)」というボタンをクリックする。
次に、「+」のボタンをクリックして、「位置情報」を送信すると、事故発生地点が同プラットホームに送られる。
そして、同様の方法で事故現場の画像(車両の前方、後方、接触部分の3カ所。およその事故状況が分かればよい)を同プラットホームに送り、送信完了後、提示に基づいて「Y」の文字を送り返すと、事故情報の記録が終わる。
最後に、通報者は事故に関係する記録番号やパスワードを受け取り、相手と保険に関する情報や連絡方法を交換すれば、その場を離れることができる。
そのほか、二次事故の発生や事故処理中に駐車違反とみなされるのを避けるため、当事者は事故発生後すぐにハザードランプを点滅させなければならない。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年2月17日