2014年1月27日  
 

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米国:中国人と米国人の国際結婚が増加 翻訳機で意思疎通も (2)

 2014年01月27日08:13
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翻訳機を使ってプロポーズ

 夫婦ともに再婚というボーンブレイク夫妻。ボーンブレイクさんは「30年間、白人の女性としか付き合ったことがなかった。しかし、米国の女性は『自分が一番』という優越感に浸っている感じがして、一緒にいてもうまくいかない。中国人の女性と結婚してすっかり気に入った。万一また結婚するようなことがあっても絶対に華人と結婚する」と語る。2人の馴れ初めも「婚活サイト」。ネットを通して数カ月連絡を取り合った後、ボーンブレイク氏が彼女の住む広西チワン族自治区桂林市まで会いに行ったという。そして、数週間一緒に過ごした後、こっそり買っておいたダイヤの指輪を渡して、プロポーズしたという。

 ボーンブレイク氏は、「妻は英語があまり上手でなく、翻訳機を使って意思の疎通を図らなければならなかった。『結婚してくれますか』というプロポーズも翻訳機を使った。でも、米国に来て4年の間に、英語が上達し、翻訳機を使う必要もなくなった。日常会話は全く問題ない。少なくとも僕は彼女の言っていることが分かる。僕がもっと表現能力を養わなければならないだけ」という。

 一方の妻は、「ちょっとしたことで喧嘩することはほとんどない。あるとすれば、両親や子供のことで意見が異なるくらい。中国人は家族との関係を大事にする。私はもうすぐ20歳の娘がまだかわいくてしかたないが、夫は独立させるべきと考えている」と語る。

 一方、四川省成都市出身の芮さんは、米国人の夫が気に入っているため、中国の名前を今でも使っている。芮さんは10代の時に米国に留学し、カリフォルニア州の大学の歴史の授業で現在の夫ガイルさんと出会った。多くの大学生カップルと同じく、2人もノートを貸しあったり、一緒に勉強したりして愛を育てた。その愛は十年以上経った今も冷めることなく、今では3歳の息子もいる。

 結婚前、芮さんが最も心配していたのは、姑との関係。しかし、米国の姑はとても大らかで、支配欲は全くないといい、「夫婦のことには全く口出ししない。何でも、2人の思う通りにできる」と語る。そのため、姑が「愛の巣」を訪れても、芮さんはプレッシャーを感じることもなく、「良い妻」を演じるため、掃除をしたり、お茶を出したり、料理をしたりする必要もない。気を使い過ぎると、姑は逆に居心地悪いと感じるという。

 芮さん夫婦は10年以上の付き合いで、お互いを知り尽くしている。しかし、子供の教育に関しては、意見がぶつかることもある。芮さんは息子に高い要求をし、厳しい母親を演じたいのに対し、やさしいお父さんであるガイルさんは、何かあっても我慢し、息子に自由に育ってほしいと願っているのだ。また、家の中では主に英語が「共通語」となっているものの、芮さんは息子に中国語も覚えてほしく、上達させるために四川省にある実家にしばらく住ませたこともあるという。(編集KN)

 「人民網日本語版」2014年1月27日

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