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「都市・農村一体化学校」の建設加速 北京

 2014年01月13日16:59
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 北京市の地図を見ると、「都市・農村一体化学校」を示す丸形の特殊なマークが表示されているのが分かる。この地図から、一部の区・県には質の高い教育施設が集中しているが、他の区・県にはそのような教育施設がほぼ皆無という、極めてアンバランスな実態が見て取れる。しかし、このような状況は今後、徹底的に改善される見通しだ。「都市・農村一体化学校」の建設加速は、北京が描こうとしている「新教育地図」構想の一つである。人民日報が伝えた。

 北京市教育委員会はこのほど、「2014年に改革のブレイクスルーを起こし、2020年までに全市規模で質の高い教育施設の水準をさらに高める」という「新教育地図」のタイムテーブルを明らかにした。

 北京市政府は、2012年から2年連続で、都市・農村新区一体化学校の建設を、政府が実務を担当するという形で推し進め、優良な教育資源を備えた既存校と新設校を全市45カ所に配置した。2012年の市政府による財政拠出は約2億4千万元(約41億円)に達し、15校を重点的に建設、生徒定員を9012人分増やし、生徒総数は2万2810人に達した。2013年は、都市・農村新区一体化学校を30校建設、6億1800万元(約105億6千万円)を投入、生徒定員を2万4881人分新たに増加、生徒総数は4万1610人に達したと見られる。この2年で都市・農村新区一体化学校の建設が推し進められたことで、質の高い教育資源の融通と共有が促進された。

 北京市教育委員会の李奕・報道官は、「我々は、地区と地区・都市と農村・学校と学校のギャップを少しずつ縮めることに力を入れ、都市部と農村部のバランスの取れた教育施設の全体的配置に務める。また、校長・教師の交流ネットワークをより緊密なものとし、市民にとって最も直接的かつ最も現実的な利益をめぐる問題の解決を図る」とコメントした。(編集KM)
 
 「人民網日本語版」2014年1月13日

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