台風26号、中日間フライトへの影響は小
16日、「10年に一度の強い台風」の台風26号(ウィバー)が関東地方に上陸、暴風雨の襲来が引き金となり、土石流・洪水災害が発生した。新華網が伝えた。
羽田空港を発着する全日空便・日本航空便合わせて400便以上がフライトキャンセルとなり、6万1600人の旅客に影響が出た。しかし、中国と日本を結ぶフライトには、ほぼ影響はなかった。
北京首都国際空港職員は、「16日は、北京首都国際空港から東京と大阪に向けて計35便のフライトが運航される予定だった。キャンセルとなった便は皆無、1便が遅延しただけだった」と話した。
成田空港広報部の担当者は、「16日の成田発中国行きフライトに関しては、台風26号による影響はそれほど大きくなかった。朝8時50分前後に北京に向けて出発予定だった2便がフライトキャンセル、多くの便が出発遅延となった。だが、これらの出発遅延便も続々と出発した。上海行きフライトのうち、3便がキャンセルとなった。うち1便は上海経由北京行きのフライトだった。香港行きフライトは、1便がキャンセルとなった。残りのフライトは全て、定刻あるいは出発遅延の後、通常ルートを運航した」と語った。
成田空港では、海外の航空会社が運航する一部フライトもキャンセルとなり、多くの旅客が空港で足止めされた。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年10月17日