漢字は中国が誇る最も貴重な文化遺産の1つであり、数千年の中国文化の精髄であり、人類の英知の結晶である。中国の漢字文化を発揚するため、中国人民対外友好協会、河南省安陽市人民政府、河南省人民対外友好協会、中国文字博物館が共同で主催する国際巡回展「漢字」の始動式典および、北京展の開幕式が13日に北京首都博物館で行われた。展示期間は1カ月。式典には中国人民対外友好協会の李小林会長のほか、国内文化界・学術界の代表、各国の在中国大使館関係者ら100人あまりが出席した。人民網が伝えた。
中国文字博物館の唐際根副館長によると、巡回展「漢字」は国内展と国際展の2バージョンに分かれ、中国の文字発展史をメインに、中国の文字文化を全面的に展示するほか、漢字文化発展学術フォーラム、漢字文化クリエイティブ芸術展など、様々な文化イベントを催す予定だという。
中国人民対外友好協会の謝元副会長は「安陽の甲骨文字から始まり、漢字は輝かしい中華文明を数千年にわたって記録してきた。漢字はまた、中国の周辺国家・地域の人文発展にも大きな影響を与えた。巡回展『漢字』は3年をかけて世界各国をめぐり、展示をメインとしつつ異文化研究・交流を実施するほか、文字と多元的文化に関するシンポジウム、中国国内外の漢字芸術・漢学交流会、外国人も参加する漢字知識クイズなどのイベントを行う」と紹介した。
展覧会は漢字の起源と発展、研究と伝播、芸術と創意の3つのパートに分かれ、各文化財120点あまりが展示されている。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年8月14日
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