中国大陸部・台湾のネットユーザーが選ぶ今年の漢字は「平」
【中日対訳】 中国の海峡両岸(大陸部と台湾)の今年の世相を表す「今年の漢字」が「平」に決まり、19日発表された。中国の台湾ニュース専門サイト「中国台湾網」が報じた。
台湾の「中央通信社」(CNA)の報道によると、台湾側のコングロマリット「遠東集団」の「徐元智先生記念基金会」や日刊紙「旺報」、中国大陸側のポータルサイト「新浪網」、廈門(アモイ)紙「海西晨報」などが共同で、インターネットを通して選考活動を半月実施。投票数は過去最多の479万件を数え、最終的に「今年の漢字」として「平」が選ばれた。
「今年の漢字」の選考活動では、2012年、両岸の人々にとって最も印象深かった出来事や感想を振り返ると共に、両岸のネットユーザー479万人が投票に参加し盛り上げた。中国版ツイッター「新浪微博(ミニブログ)」で「今年の漢字」を検索すると、関連のミニブログが1万4000件以上ヒットする。
選考活動ではまず、両岸の著名人やネットユーザーらが今年を代表する漢字36個を候補に挙げ、12月1-15日の期間、投票が実施された。うち「平」が36万5387票を集め最多。以下、「信」34万3742票、「文」33万2240票、「開」32万1810票と続いた。(編集KN)
「人民網日本語版」2012年12月20日