きょうの人民日報「微博」--四川省、豪雨で9人死亡62人行方不明
記録的な豪雨に襲われている四川省で、江油市の老青蓮大橋や徳陽市の牛鼻子大橋、綿竹市の拱星三座大橋が相次いで決壊した。自然災害を避けるのは難しいとは言っても、建築物の弱さをまた露呈してしまったのではないだろうか。雨や重みで崩れてしまう橋とは対照的に、河北省趙県の趙州橋は、なぜ1千年以上の雨風に耐えているのだろう。建設物が自然災害や時の経過にも耐え、しっかりと立っていられるかは、鉄筋やセメントではなく、建設に関わる人の良心にかかっている。いまだに雨が降り続けている四川省の平安を祈る。
【四川省、豪雨で9人死亡62人行方不明】四川省民政庁によると、7日からの豪雨で、145万人が被災し、9人が死亡、62人が行方不明となっている。また、同省都江堰市の中興鎮では土石流が発生し、30人以上が生き埋めになった。具体的な被害状況に関しては現在調査が行われており、中国減災委員会や民政部が「国家3級救災応急(1-4級で1級が一番強い)」を出して対応している。