きょうの人民日報「微博」--人気学区の住宅が高騰 平米単価300万円超も
中国安徽省安慶城区では新学年が始まる9月から、義務教育を行うすべての公立学校で、寄付金の支払いを条件に地方戸籍の子どもを受け入れる制度を廃止し、学区制を徹底する。この規定が発表されると、保護者からは支持する声が上がる一方、これまでは親の戸籍や経済力に頼っていた状況が、今後は住宅の立地に頼る状況へと変化するだけで、人気学区内の住宅購入が難しくなるではと懸念する声もある。
【13平米の平屋が4421万円 学区制の徹底で】北京では今後、小学校受験、中学校受験のいずれも学区制が徹底されるため、重点学校周辺の住宅に人気が集まっている。1平米5万元(約82万円)からで、高いものは13平米の平屋に270万元(約4421万円)、平米単価で20万元(約327万円)という高値が付いている。