中国大学生98.9%が習近平新体制に関心 教育部調査
中国教育部(教育省)は3日、大学生を対象にした政治に対する思想動向調査の結果を発表。大学生の98.9%が習近平新体制に関心を示し、「親しみやすい」と好印象を抱いていることが明らかになった。さらに、大学生の思想は積極的で健全な状態を保っていることが分かった。京華時報が報じた。
同部はこのほど、大学146校の学生計2万5400人を対象に調査を実施。さらに学生1080人が、座談やインタビューに参加したほか、上海でインターネット調査を実施した。同調査によると、回答者の98.9%が、「昨年11月の党第18期中央委員会第1回全体会議で発足した習近平・国家主席を最高指導者とする新体制」に関心を示した。新体制に対する印象で最も多かったのは、「親しみやすい」で、以下、「着実に仕事をする」、「実務に励んでいる」と続き、大学生が新体制に好印象を抱いていることが明らかになった。そのほか、「自信に満ちている」、「確固としている」、「質素」、「冷静」などの評価もあった。
一方、同調査では、多くの大学生が国の利益に関係する重大な出来事に高い関心を持っており、国の安全や安定を守るという強い願いを抱いていることも明らかになった。そして、大学生の思想は総じて積極的な面に向かっており、社会主義の核心価値システムを高く評価し、積極的に実践していることも分かった。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年6月4日