2013年5月15日    ホームページに設定人民網モバイルニュース配信メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:15:41 May 15 2013

中国、大学生がネットショッピングの主戦力 年間平均6万6千円

 中国のネットショッピングの主戦力は大学生だ。中国オンライン決済サービス「支付宝」が14日まとめた統計によると、昨年1年間、中国全土の大学生55%がネットショッピングを利用、年間購入額は1人当たり平均4000元(約6万6400円)以上だった。大学生1人当たりの1年間の生活費が1万元(約16万6千円)と仮定すると、同グループはそのうちの40%をネットショッピングに使ったことになる。一方、地域別の統計では、北京の大学生のネットショッピング普及率は87%と中国全土で2位だった。うち、購買力が最も高いのは北京大学の学生だった。北京晨報が報じた。

 同統計によると、年間消費総額トップ3は上から順に浙江省杭州市の浙江大学、湖北省武漢市の華中科技大学、四川省成都市の四川大学だった。北京や上海、広州など大都市の大学は漏れる形となった。一方、北京で最も高い購買力を誇るのは最高学府の北京大学(全国11位)の学生で、購入額は北京のすべての大学生の6.29%を占めていた。以下は清華大学5.94%、北京郵電大学4.46%と続いた。

 一方、性別で見ると、男子学生よりも女子大生のほうが購買力が強い。北京を例にすると、女子大生は年間平均4255元(約7万633円)を、支付宝を通して支払っているのに対し、男子学生は3964元(約6万5802円)。購入回数も女子大生が1年間で43回だったのに対し、男子学生は36回だった。どちらの数字も、女子大生のほうが、ネットショッピングが好きであることを示している。

 また購入する商品の面でも、男子学生と女子大生には大きな差がある。まず、男子学生がネット上で最も購入しているのは、3C(Computer、Communication、 Consumer Electronics)、アパレル・装飾品、スポーツ用品、携帯のリチャージ。同5項目が総購入額の80%を占めていた。一方、女子大生は、アパレル・装飾品、美容用品の3項目だけで、総購入額の半分を占めていた。ただ、購買能力に限りがあるため、これらの商品の1人当たりの購入金額は、ユーザー全体の額よりも30%少なかった。このように、金銭的・時間的な制約のある大学生の目はすでに、ネット上に向けられている。(編集KN)

 「人民網日本語版」2013年5月15日

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古