中国、年末までに高齢者が2億人の大台突破へ
医療と高齢者サービスの融合をテーマにしたサミットフォーラムが7月5-7日の3日間、広州市で開催される。南方日報が報じた。
今年が初開催となる同サミットの呉開俊・執行主席は記者会見で、「サミットには、政府や組織の関係者、専門家・学者、高齢者サービス関連企業の代表が出席し、高齢者サービスのシステム構築に関して、一歩踏み込んだ話し合いを行う。また、人口構造や政策指導、高齢者向けのサービス、医療保険といった高齢化社会における問題をめぐって意見を交換するほか、潜在的なチャンスの可能性や対策について分析を行う。高齢者に関心を示す雰囲気を作り出し、高齢者サービスに対する社会の意識を向上し、転換期に差し掛かる民間企業が同産業に参入するよう旗を振るのが狙いであり、『高齢になっても世話してもらうことができ、幸福な晩年を過ごせる』とう社会のムードを作り出す」と語った。
関連データによると、2013年の年末までに、中国全土の高齢者の数は2億人の大台を突破し、2億200万人になると予想されている。うち、広東省の高齢者の数は1200万人で、高齢化の水準は14.8%に達している。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年5月24日