台湾で6.1の地震 学校174校が被災 学生39人が軽傷
台湾の「中央通信社」の報道によると、台湾南部の屏東県霧台郷を震源とするマグニチュード(M)6.1の地震が27日午前10時3分(日本時間同11時3分)に発生した。台湾の教育部(省)の初動調査によると、各学校の被災損失額は2250万台湾ドル(約7千万円)に達する見込み。台中市、南投県、台南市の被害が最も深刻だった。負傷した学生は27日より2人増え計39人。いずれも軽傷という。中国台湾網が報じた。
同省の統計によると、28日午後3時の時点で、台湾全土の学校計174校が被災。うち、台中市の明道高校、朝陽科技大学、台中高工南投県の国立水里商工高等学校、三育高校の被害が最も深刻だった。
各校の被害内容はタイルが剥がれ落ちる、壁が傾く、軽量鉄骨の棚が倒れる、水道管破裂、設備破損などだった。同省は、各校の被害状況を引き続き調査する。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年3月29日