日本の震災漂流物が2年を経てハワイに到達
2011年3月11日に日本の東北地区で観測史上最大規模の地震が発生し、極めて巨大な津波が襲った。東日本大震災から2年となる今月11日付の英紙デイリー・メールは、日本の震災漂流物がハワイの海岸に向かい続けているとする同州の環境学者の報告を報じた。環球網が伝えた。
記事によるとハワイのある海岸で科学者は小さいものは瓶の蓋、ビールケース、日本語の書かれた食品の袋から、大きいものは冷蔵庫や漁船1隻までありとあらゆるものを見つけた。昨年10月以降、米国の海岸に到達する日本の震災漂流物は増え始めている。ボランティアでごみを拾う人はいるが、汚染状況は深刻化している。こうした汚染は周辺の野生動物の命を脅かしてもいる。ハワイ・パシフィック大学のDavid Hyrenbach准教授(海洋学)によると、現地で死んだ鳥の胃にはみなプラスチック製品が詰まっていた。海岸のごみを誤って食べてしまったのだ。(編NA)
「人民網日本語版」2013年3月13日