都市部住民の7割 住宅が高すぎて購入できないと回答 (2)
◆購入者の声
「思い切って10月に買って良かった」
新婚の陳さんは今年10月、恵新西街で自宅を購入した。2カ月後、この178万元のマンションは200万元に高騰した。陳さんは不動産会社を通りがかり、同じマンションの価格を目にすると、「思い切って10月に買って良かった。今の価格では購入できない」と、ほっと胸をなでおろした。
陳さんは1年半前から物件を探し始めた。陳さんは2010年に、住宅購入者は価格交渉の権利があると感じ、あるマンションの所有者と半年以上に渡り交渉を続けた。陳さんは今年6月、いつまでも購入を渋っていることから、価格を1万元上乗せされた。陳さんは、「本当に必要な場合、気に入った物件があればすぐに購入するべきだ。待てば待つほど不安になり、値段も高くなる」と語った。
「北京の住宅価格は余り高騰しないだろうが、暴落することもありえない」このような判断に基づき、お金に余裕のある常さんは2軒目の住宅購入を予定している。常さんは南三環に2LDKのマンションを持っているが、3世代が同居する家庭にとって広くはない。マンションをもう1軒購入すれば、投資と同時に両親を住まわせることができ、インフレを待つよりはましだというわけだ。常さんは、お金があるのに住宅を購入しなければ損をすると考えている。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年12月19日