小2男子iPhoneで女子を奪取 価値観低下を憂慮する声 中国 (2)
■子供に誤った価値観を教える親に問題
小学6年生の息子を持つというある親は、中国最大のインスタントメッセンジャー(IM) QQに開設されたグループ内で「小学生の間で恋愛が一般的になっているというわけではないが、珍しいというわけでもない」とし、「息子のクラスにもカップルが何組かいる。保護者らはよく、QQで『だれそれの息子さんと、どこそこの娘さんが付き合っているみたい』などとうわさしている」と語る。一方、小学3年生の子供を持ち、同市内の小学校で教師をしているという女性は取材に対して、「通常、成績のいい男子は女子に人気がある。一方、かわいくて快活な性格の女子は男子に人気がある」としたものの、「恋愛をしている小学生もいるが、ほとんどが異性に対するあこがれ」と分析する。
同市の青少年心理専門家・尹◆安氏(◆は登におおざと)は「小学生が異性を慕うことを心配する必要はない。心配すべきなのは子供のころからお金を武器にして女子を追いかける男子がおり、女子も高価な携帯をもらったことを理由にその男子を選んでいること。根本的な問題を指摘するなら、両親の誤った教育があるだろう。もしかしたら、親が同様の問題を扱う際、迷いもなく同じような方法で処理しているのを、子供が見ているのかもしれない」と指摘した。
■自分の子供が「恋愛中」だったら?
自分の子供が「恋愛中」であることを知ると、多くの親は慌てふためき、すぐに二人の仲を「引き裂こう」とする。しかし、「無理やり言うことを聞かせようとするより、理性的に教え諭したほうがいい」とみる保護者もいる。
同市江岸区のある幼稚園の教師、王雅麗さんは「『まだ幼い子供の恋愛』は各保護者が乗り越えなければならない問題で、私も経験した」とし、「息子は現在小学6年生だが、2年生の時に同じクラスの女子を好きになり、この秘密を私に教えてくれた。でも、『絶対ダメ!』とは言わず、『その女の子は一重まぶた?それとも二重まぶた?お母さんは二重まぶたの女の子が好きだなあ。それに、あなたの成績はその女の子よりいいの?悪かったら女の子に嫌われちゃうよ』と穏やかに聞くと、黙り込んでしまった。息子はその後、その女子と普通のクラスメイトとしての関係を保った」と明かした。(編集KN)
「人民網日本語版」2012年12月3日