世界エイズデー慈善パーティーが北京で開催
25回目の世界エイズデーを前にした11月30日夜、北京で世界エイズデー関連の慈善パーティーが催された。
黄孟復・全国政協副主席(全国工商連主席、中華レッドリボン財団名誉理事長)は「中華レッドリボン財団は社会各界から善行と義挙の資金援助、参画、支持を賜わっている。特に多くの民営企業家から資金、力、時間、知恵を頂いている。社会全体が様々な方法によって実際の行動によってこの公益事業に参画している。行動さえあれば、変化をもたらせると信じている」と述べた。
中華レッドリボン財団は河南省、雲南省、山西省、四川省涼山でエイズ孤児の救済事業を展開。現在までに数千人の子どもたちを救済した。雲南省、涼山などエイズによる深刻な影響を受けた貧困地域に学校、村レベルの診療室、HIVウイルス対策・エイズ治療ケアセンターを建設し、HIV感染者を含む村民に良好な受診環境を提供し、医療衛生水準を高めた。全国31省(直轄市・自治区)でエイズに関する知識の普及活動を行い、「レッドリボン健康バッグ」約30万個を配布し、出稼ぎ労働者約100万人にエイズの予防と治療に関する知識を広めた。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年12月2日