「人民網」は十八大開幕前夜、「十八大」専用のミニブログアカウントを設置。十八大に参加する代表とネットユーザーがオンラインで交流できるよう取り計らった。また、中国国営の「新華社通信」のウェブサイトも「代表のミニブロググループ」を開設し、代表125人がアカウントを設置している。このように、ミニブログは代表とネットユーザーがリアルタイムで交流ができるプラットホームとなっているのだ。実際に、ミニブログ以外にも、ネット上の掲示板やブログ、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)など、ニューメディアを通して、十八大関連の情報を収集する人が増加している。
浙江省共産党委員会の常務委員、組織部長を務める蔡奇・代表は「インターネットの発展、特にここ数年の個人メディアの発展は社会に大きな影響を及ぼしている。インターネットは新たな情報発信ツールで、過小評価されるべきものではないため、厄介ものあつかいしたり、利用を控えるよう呼び掛けたりすることはできず、積極的に善用するべきだ」と指摘した。
一方、湖南省政府のニュースサイト「紅網」の董事長・舒斌代表は「インターネットは世論の監督、社会管理の新陣地となっている。我々はこの陣地を積極的に構築、善用し、インターネットをプラスのエネルギーにしなければならない」と語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2012年11月15日
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