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習主席のドイツでの演説が国際社会から評価

 2014年03月30日14:29
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 習近平国家主席は28日、ドイツ・コルベール財団の招きを受け、ベルリンで重要演説を行い、中国の平和的発展の道と独立自主の平和外交政策について語った。国外の専門家・学者は習主席の演説について、「心がこもっていて哲理に富み、説得力がある。中国が世界の平和・発展を守るという大儀に尽くし、協力・ウィンウィンを促進していくという自信を世界に向けて示した」などと評価した。人民日報が伝えた

 欧州華人観光業連合総会の陳茫会長(独Caissa Touristic会長)は「習主席はドイツ側からの質問に冷静に受け答えし、中国が断固として平和的発展の道を歩むことを強調し、中国が『国強必霸(強国になれば必ず覇を唱える)』といった時代遅れの論理に賛同しないとしたほか、アヘン戦争以降の列強の武力による奴隷化・植民地化という悲劇を二度と繰り返すわけにはいかないと表明した。主席は質疑応答の際、責任感ある大国の指導者としての風格と自信を見せた」と語った。

 ドイツ緑の党のオズデミル党首は、「習主席の演説は、世界平和と安全に貢献を果たしたいという中国の意思を示した」と述べた。

 コルベール財団副会長のウィットマイア氏は、「中国の国家主席による演説を組織するには多くの準備が必要だった。質問を準備する際は特に悩んだ。内容があり、さらにある程度厳しい質問が必要だった。習主席は我々の質問に非常に細かく、踏み込んだ回答をしてくれた。これは、我々西欧人、ドイツ人が日ごろメディアから得ている情報や、中国の国家主席がこういった問題にどう解答するのかという予想と全く違った。我々はこれまで沢山のイベントを組織し、他国の指導者も招いたことがある。しかし、今回の習主席の演説の豊富な内容は、深く印象に残った。イベント終了後、多くの人に習主席は事前に質問内容を知っていたのではないかと聞かれたが、そんなことはない。いかなる相談も行っていない」と述べた。

 ポーランド科学アカデミー政治学研究所アジア太平洋センター長のヴァルデマル・ジャック教授は、「習主席のドイツでの演説により、中国が平和を愛する国であること、そして世界の平和と発展に責任を持つ大国であることが再度表明された。習主席の演説は心がこもっていて哲理に富み、説得力があり、主席の聡明さ、博学さといった個人的魅力が示されただけでなく、中国が覇権主義と強権政治に断固として反対し、世界の平和・発展を守るという大儀に尽くし、協力・ウィンウィンを促進していくという自信が世界に向けて示された」と述べた。

 スペインの「グローバルアジア」誌を発行する出版社社長で中国問題が専門のイワン・ マネス氏は「習主席は演説の中で歴史問題について、『過去のことを忘れず、後々の戒めとする必要がある』と語ったが、これは欧州でも共感を呼んだ。欧州人は平和を重んじる。中国が世界の平和的発展のために果たした努力と積極的な貢献は欧州でも歓迎されている。習主席は演説で、中国が平和的発展の道を選ぶことについて深く分析し、『平和的発展の道は中国にとって、そして世界にとって有利である。未来があるのはこの道以外に考えられない』と語ったが、これは非常に重要なこと」と述べた。

 フランスの地政学者ピエール・ピカール博士は「習主席は欧州国家で演説し、中国が平和的発展の道を歩むことを再度表明した。これは国際世論、特に西側メディアから高い注目を集めるだろう。これにより、中国はより速く世界に溶け込むことになる。習主席は演説で、平和的に国際係争を解決するという中国の外交政策および、より積極的に国際秩序とグローバル·ガバナンスに参与していくという中国の立場をはっきりと世界に向けて表明した」と述べた。(編集SN)
 
 「人民網日本語版」2013年3月30日


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