外交部:外国と台湾地区の民間の経済・貿易交流に異議はない
華春瑩報道官 |
外交部(外務省)の華春瑩報道官は10日の定例記者会見で「われわれは外国と台湾地区の民間の経済・貿易・文化交流に異議を差し挟まない」と表明した。
記者:台湾とニュージーランドが本日、経済協力協定を締結した。中国側の立場は?
華報道官:われわれはニュージーランド商工事務所と台北経済文化代表処が経済協力協定を締結したことに留意している。現在、中国とニュージーランドの関係は良好に発展している。ニュージーランド側が「1つの中国」政策を堅持し、物事を適切に処理することが、中国・ニュージーランド関係の健全な発展にとってプラスだ。
台湾地区の対外交流問題におけるわれわれの立場は一貫した、明確なものだ。われわれは外国と台湾地区の民間の経済・貿易・文化交流に異議を差し挟まないが、いかなる形式であろうと政府間関係を発展させることには反対する。台湾の国際活動参加の問題については、「2つの中国」「1つの中国、1つの台湾」をもたらさないことを前提条件に、両岸の実務協議を通じて情理にかなった取り決めをすることができる。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年7月11日