国防部:中国はADMMプラス演習の全日程に参加
耿雁生報道官 |
国防部(国防省)の耿雁生報道官は30日の定例記者会見で、拡大ASEAN国防相会議(ADMMプラス)参加国の合意に基づき、ADMMプラス人道援助・災害救援・軍事医学合同演習が今年6月17-21日にブルネイで行なわれ、各国から約2000人の兵力が参加することを明らかにした。中国側は指揮参謀人員、工兵、衛生分隊の計110人が参加。中国海軍病院船も参加する。台風およびそれに伴う水害や土石流など二次災害を想定し、捜索・救難、医療、道路・橋梁修復、物資輸送、衛生・防疫などの演習を行なう。
中国はADMMプラス人道援助・災害救援専門家グループの共同議長国として、主催国ブルネイおよび関係国と共に演習を立案した。中国軍将兵は全日程および主要演習に参加する。耿報道官は「今回の演習は災害救援・軍事医学分野におけるADMMプラスの実務協力の強化に資し、非伝統的安全保障分野の試練への共同対処能力を高めると信じている」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年5月31日