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外交部:朝鮮の核実験問題をめぐる中韓会談について

 外交部(外務省)の定例記者会見で2月28日、華春瑩報道官が質問に答えた。

 記者:まず、中国政府の武大偉朝鮮半島問題特別代表と韓国の林聖男6カ国協議首席代表が昨日北京で行った会談について、具体的状況を教えていただきたい。次に、朝鮮の核実験問題をめぐる国連安保理協議で、米韓は厳しい制裁の実施を主張した。これは中国側の姿勢と多少異なるが、コメントは。

 華報道官:中国政府の武大偉朝鮮半島問題特別代表と6カ国協議の韓国首席代表を務める林聖男外交通商省平和交渉本部長が2月27日に北京で会談し、朝鮮半島情勢について踏み込んで意見交換した。

 朝鮮の核実験問題をめぐる国連安保理の話し合いにおける中国の立場は明確だ。朝鮮半島の平和と安定を維持し、朝鮮半島の非核化実現に尽力するという中国の立場は明確で確固たるものだ。中国は国連安保理が適切な対応をし、朝鮮の核実験実施に反対する姿勢を表明することを支持する。同時に、安保理の対応は慎重かつ適度で、朝鮮半島の非核化実現、核拡散防止、朝鮮半島と北東アジア地域の平和と安定の維持に資するものであるべきだ。こうした精神に基づき、中国は韓国を含む関係各国と国連安保理での審議について意思疎通を保っている。中国は一貫して、朝鮮の核問題の抜本的解決には、対話と協議を通じて、各国の懸念を包括的にバランス良く解決することが唯一の、正しい道だと主張し ている。中国はこのためにたゆまぬ努力を払いたい。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年3月1日

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