李克強総理:東アジアの平和・安定を終始維持 (2)
「アジアの大家庭の一員として、中国とアジア各国の命運は相連なっている。中国の発展には平和で安定した周辺環境が必要であり、周辺との善隣友好と互恵協力に尽力し続け、摩擦や溝を適切に管理、コントロールしていく」と述べた。
李総理は「中国は近隣外交においてASEANを優先している。中国は断固としてASEANの発展と強大化を支持し、東アジア協力におけるASEANの主導的役割の発揮を支持する。東アジア協力の発展は地域に確かな利益をもたらした。情勢がどう変化しようとも、平和と安定という東アジアの大きな環境を終始守り続け、発展と民生改善に焦点を合わせ続けるべきだ。現在は特に世界金融危機の深いレベルの影響への対処に力を集中し、地域の持続的発展基調を維持する必要がある」と指摘。
「東アジア協力の方向性において、中国は『東アジア協力精神』を堅持し、ASEAN主導、協議による一致、各国の受け入れやすさへの配慮といった実効性ある原則を堅持し、東アジアの特色を備えた地域協力モデルを大いに発揚することを主張する。東アジアに複数の地域協力枠組・制度が併存していることは、多様化という東アジア地域の客観的現実に合致しており、中国は各制度の協力を積極的に支持し、参加し、相互補完、開放・包容の協力構造の構築に尽力する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年10月9日