訪韓中国人、今年は350万人見込み 日本人上回る
新韓金融投資株式会社の予測によると、韓国を訪問する中国人観光客数は今年、日本人観光客を上回る見通しだ。今年の韓国の夏・秋の天候はおだやかで、外国人観光客のさらなる増加が見込まれる。今年の訪韓中国人(観光・留学・就職など)総数は延べ350万人と予想され、日本人の延べ300万人を超える。中国新聞社が韓国・聯合ニュースの報道として伝えた。
韓国の金融投資業界が22日発表した資料では、今年第1四半期(1-3月)に訪韓した中国人観光客は前年同期比71%増えた。中国は日本を抜き訪韓外国人観光客で最多となると見込まれており、韓国国内の各大手カジノ関連銘柄が軒並み急伸している。
資料によれば、第1四半期に訪韓した中国人観光客は延べ50万363人、前年同期比71%増加した。2008年のリーマン・ショックを除けば、中国人観光客数は2005年から現在まで年々増え続けている。経済発展を背景に多くの消費者が海外に目を向ける中、地理的に近く、Kポップなど流行文化で注目を浴びる韓国に人気が集まっている。一方で訪韓日本人観光客数は2009年から減少傾向にあり、今年第1四半期は前年同期比約20万人減の延べ68万8482人だった。
中国人観光客の訪韓は「江原(カンウォン)ランドカジノ」など大手カジノ成長を後押ししており、株価は1年で約4兆ウォン(約3540億円)急騰した。大手各カジノは規模の拡大やさまざまな新施設の建設により、さらに多くの外国人観光客誘致を狙っている。(編集HT)
「人民網日本語版」2013年4月25日