「日本映像---2012杭州アジア青年映画フェスティバル(HAFF)」優秀日本映画北京巡回展(主催:国際交流基金(ジャパン・ファウンデーション)日本文化センター、共催:HAFF組織委員会)の開幕式が11日夜、北京で開催された。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
式典ではオープニングで「田中的快楽農場/Tanaka's Happy Farm」(王岸監督)が上映された。福島原発事故の後、牧場とほぼすべての家畜を失った地元の牧場主、田中裕二が米国で新たな生活を始めようと、米政府に協力を求めるビデオを制作するストーリーが描かれている。
2009年にスタートしたHAFFは、大学キャンパスから生まれた初の国際映画祭であり、今年で4回目。国際交流基金(ジャパン・ファウンデーション)日本文化センターとの初めての協力も実現した。巡回展は11日から16日まで、日本文化センター多機能ホール(市内朝陽区)、現代MOMA百老匯映画センター2階図書館会員センター(同)の2カ所で催される。巨匠・小川紳介氏の回顧、山形県の映像、「アジアの光」日本の演技の3部から構成される。なお今年のHAFF「アジアの光」青年短編コンペティション部門には、「Tanaka's Happy Farm」のほか奥間勝也監督の「ギフト」がノミネートされた。
日本映画のファンにとって今回の巡回展は、多くの優れた日本の映画作品を無料鑑賞できるほか、監督、特別ゲストらとの交流会も企画されている。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年12月14日
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