中国初のインターネット文学大学が設立 莫言氏が名誉校長に
中国で初のインターネット文学の原作者を育成する公益社団法人のインターネット文学大学が30日、北京で設立された。ノーベル文学賞受賞作家の莫言氏が名誉校長を務める。人民日報が伝えた。
インターネット文学大学は中国作家協会の指導の下、電子ブック大手出版社の中文在線が発起・設立した。これは、いくつかの原作文学ネットサイトが提携し、全国のネット文学作家志望者のために提供された無料の育成学校だ。インターネット文学大学では青訓学院、精英学院、創作研究院といった異なる3つの育成課程が提供されている。青訓学院は文章を書きはじめたばかりの新人作家のための課程で、すでにいくつもの原作小説を発表しているキャリアのある作家や、読者から支持を得ている有名作家などから指導を受ける。目標は毎年10万人の作家を育てることだという。
魯迅文学院の白描常務副院長や王祥副研究員などが教授を務める。中国作家協会の陳崎●副首席やインターネット文学大学の莫言名誉校長も今回の式典に出席した。(編集MZ)
●は山へんに栄
「人民網日本語版」2013年10月31日