莫言の「赤い高粱」の主演が朱亜文に決定
鄭暁竜監督が手がけるテレビドラマ版「紅高粱」(赤い高粱)で、ヒロインを周迅(ジョウ・シュン)が演じることが先ごろ報じられたが、男性の主役は確定していなかった。プロデューサーの曹平氏はこのほど、「余占鰲」役に朱亜文(チュウ・ヤーウェン)を起用すると明らかにした。揚子晩報が伝えた。
朱亜文は「闖関東」(「関東」(山海関の東)への進出、の意味)、「高粱紅了」(色づくコーリャン、の意味)など農村や時代をテーマにしたドラマに出演し、経験も豊富だ。曹平氏によると、監督らはカメラテストに参加した俳優のこれまでの出演作も参考にしたものの、最終的にはカメラテストで候補を決定したという。3回にわたるカメラテストによりスタイルや性格、演技などの様々な面で朱亜文が適していると感じ、「余占鰲」役にふさわしいと判断した。
作品で九児と余占鰲は1歳差だが、現実の周迅と朱亜文は10歳差だ。曹平氏は、数日前に周迅は衣装合わせを行ったが、彼女は若く見え、19歳の九児を演じるのに何の問題もなく、周迅と朱亜文が一緒にいても年齢差はわからないと語った。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年9月4日