激太りの台湾歌手アーメイ、中国はりで10キロ減
昨年、ワールド・ツアーを終えた後、ふくよかな体形になりファンをヤキモキさせた台湾の人気女性歌手、張恵妹(チャン・フイメイ/愛称:アーメイ)だが、最近かなり細くなった姿で公の場に現れた。ある読者によると、効き目のあるダイエット方法を探していた張恵妹は、最終的に中国鍼(はり)の力をかりて10キロ減を実現したという。「今日新聞網」の報道を引用して「中新網」が伝えた。
張恵妹は台北市の有名な中医学診療所を訪れ、中国はりによるダイエット治療を行った。この治療を受ける人は、小さな診療室の中で、下着だけを身につけた状態で、腹部の周りをはり治療されるという。治療時間は毎回およそ15分ぐらいだ。
この治療と平行して、ごく細く短い鍼を耳の周りのツボに刺し、 絆創膏などで固定して1日から数日留置する「ひ鍼」(ひしん、皮内鍼とも)も行った。食事をする前にこのツボの部分を押さえて刺激させると、飢餓感が減退するという。医師は「1週間に2度、これらの治療を平行して行えば、1カ月で約7キロぐらいは必ず痩せられる。しかし、必ず食事制限を同時に行うことが必要で、でんぷん類は決して口にしてはならない。また炒め物や揚げ物、あんかけなどもとってはいけない」と説明した。
張恵妹は30歳を過ぎて体質が変わったことに加え、バーテンダーの彼氏サムとの甘い幸せを満喫するうちに突然劇太りし、「6月にダイエットをしなければ、7月には張恵妹になる」「お腹の肉が増えて3段腹になった」と揶揄(やゆ)され、ネット上で話題になった。張恵妹は、最終的にようやくファンからのプレッシャーに押されて、ダイエットすることを宣言した。そして、幸運なことに自分にとって最適なダイエット方法を見つけることができ、一気に10キロ減を達成した。人気オーディション番組「中国好声音」(The Voice of China)で審査員として登場した張恵妹には、久しく見えなくなっていた下あごのラインが再び現れていた。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年7月12日