中国、ガザ地区の即時停戦を再び呼びかけ
人民網日本語版 2024年08月08日15:04
国連中国政府代表部の戴兵臨時代理大使は7日、「平和活動の縮小が加速する中でのWPS(女性・平和・安全保障)の推進」に関する安保理公開会合で発言し、ガザ地区の即時停戦の実現を再び呼びかけた。新華社が伝えた。
戴臨時代理大使は「ガザ紛争はすでに300日以上続き、1万人以上の女性が殺害され、パレスチナの女性や女児100万人以上が飢餓に直面している。中国は全ての当事者に対して、国際社会の圧倒的なコンセンサスに応じ、関連する安保理決議の全面的かつ実効性ある実行を共同で促進し、即時停戦を実現し、人道的災害に終止符を打ち、紛争の波及を食い止めるよう、改めて呼びかける」と述べた。
また「紛争の防止と解決に全力を挙げ、女性を含む民間人のために平和な環境を築くことは、WPSアジェンダを推進するうえでの重要な前提条件だ。平和活動がどのような方針転換や調整を経ようとも、紛争問題の政治的解決の推進が最も基本的な任務であるべきだ。国連ミッションは調停・仲裁を強化し、地域機関と力を合わせ、当事国の武装解除と復員の推進、社会的包摂・和解の促進を支持する必要がある。当事国の法執行機関が民間人の安全を保護し、社会秩序を維持する能力を高めるためのキャパシティ・ビルディングを支援する必要がある」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年8月8日
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