国連総会、中国のAI能力構築強化国際協力決議を採択

人民網日本語版 2024年07月02日14:24

第78回国連総会は1日、中国が提案した人工知能(AI)能力構築強化国際協力決議を採択し、140ヶ国以上が決議に連署した。新華社が伝えた。

中国の傅聡国連大使は総会で決議案について説明した際、「今回の決議はAI能力の構築というテーマに焦点を当て、関連する国際協力の強化をめぐり一連の重要な実務的措置を打ち出した。その目的は、各国、特に発展途上国がAIの発展から平等に受益することを支援し、デジタルデバイドを埋め、世界のAIガバナンスを整備し、『持続可能な開発のための2030アジェンダ』の実行を加速させることにある。今回の決議が採択されたことは、多くの加盟国が対話と協力を通じたAIグローバル・ガバナンスの強化に賛同していることを示しており、AIの発展とガバナンスに対する中国の責任ある姿勢と重要なリーダーシップが存分に示された」と述べた。

傅大使は「中国は本決議の採択を契機に、多くの加盟国と共に決議の実行を積極的に推進し、発展優先を堅持し、人間本位を堅持し、平等及び互恵を堅持し、正しい道を守りながら革新を図ることを堅持し、実際の行動によって発展途上国のAI能力構築の強化を支援し、AIが持続可能な発展に活力を吹き込むことを促進し、全人類に共通の幸福を増進し、人類運命共同体の構築を後押しすることを望んでいる」と述べた。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年7月2日

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