海南省空・宇宙発射技術イノベーションセンター、文昌市で発足
人民網日本語版 2024年07月08日09:31
海南省文昌市第2回「科技文昌」イベントが7月4日、開幕した。イベントでは海南省空・宇宙発射技術イノベーションセンターの除幕が行われた。同センターは海南の特色を持つ、国レベルとつながる宇宙技術サポートと科学技術サービスシステムの構築を目指し、「宇宙+」産業クラスターの形成と発展を推進する。これは海南省宇宙技術イノベーションセンターに続き、文昌が迎えた新たな宇宙分野の省レベル技術イノベーションプラットフォームだ。中国新聞網が伝えた。
同センターは海南国際商業宇宙発射有限公司(海南商発)が主導し、海南大学及び北京宇宙航行システム工学研究所と共同で創立。3機関は優位資源を統合し、国家重要宇宙プロジェクトを保証する需要に焦点を当て、重要共通性技術の研究開発を行い、科学技術成果の実用化・産業化を促進する。
海南商発の楊天梁会長は、「同センターの主な研究方向は、国家重要宇宙プロジェクト科学技術の先端模索・実践に焦点を当てる。同センターは一連の重要技術及びイノベーションモデルを重点的に育成し発展させる。中には、打ち上げ作業フローの最適化・イノベーション。遠隔制御・無人当直技術の研究開発。燃料注入技術の改良。スマート指揮システムの開発。海上打ち上げ・回収技術の模索。宇宙気象予報の強化。発射台耐高温性材料の研究開発。沿海地域の特殊環境に対応する耐腐食性技術などが含まれる」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年7月8日
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