中国が「銃器議定書」批准書を国連事務総長に寄託
人民網日本語版 2023年12月20日14:33
中国の張軍国連大使は19日、「銃器議定書」の批准書をグテーレス国連事務総長に寄託した。新華社が伝えた。
張大使は「中国にとって『銃器議定書』の批准はグローバル安全保障イニシアティブを実行に移し、多国間主義を実践し、世界と地域の平和・安定を維持する重要な措置であり、国連による軍備管理及び国際組織犯罪取締りのプロセスへの支持を示し、積極的に国際的責任を履行し、人類運命共同体の構築を後押しする大国としての責任感を存分に示すものである」と表明。
「国連安保理の常任理事国及び国際社会の責任ある一員として、中国は『銃器議定書』の批准を契機に、軽小火器分野で各国と交流や協力を一層強化し、発展途上国のキャパシティ・ビルディングの強化を手助けし、恒久的に平和で普遍的に安全な世界を共に構築することを望んでいる」とした。
「銃器議定書」は「国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約」の補足議定書の1つであり、2001年に国連総会で採択され、2005年に発効した。王毅外交部長(外相)は2022年9月の第77回国連総会で、中国がすでに国内の法的手続きに入っていることを明らかにした。批准書の寄託は、こうした法的手続きの完了を意味する。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年12月20日
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